春日井市高蔵寺ニュータウン(岩成台)で、訪問介護・ケアプラン作成など高齢者支援、障がい者・子育て支援、地域ふれあい事業を行っています。この町に住む女性たちが親身になって皆様のお世話をさせていただきます。【0568-95-3510】

メディア掲載情報

 
ワーカーズかすがいの活動が新聞に掲載されました!
この記事は、中日新聞社の許諾を得て転載しています
中日新聞 平成20年10月4日 土曜日 近郊版
ワーカーズかすがい新聞に掲載
 

40年目の再出発 高蔵寺ニュータウン
集まってお年寄り元気に

「急速な高齢化の進展を肌で感じる。福祉サービスで支えていることにも限界があり、高齢者自身が元気でいられるような仕組みづくりが必要だ。」高蔵寺ニュータウンを中心に福祉事業に取り組むNPO法人・ワーカーズかすがいの森長節子理事長(58)=春日井市石尾台=は話す。
同会は1997年、子育てで知り合ったニュータウンの主婦仲間で設立した。地縁・血縁のない人工都市で、頼りになるのは住民同士の助け合い。有志が資金を持ち寄って藤山台団地の一室を借り、活動を始めた。障がい者や乳幼児、高齢者を対象に家の掃除や食事作りなどをして、福祉行政の枠組みに当てはまらないサービスを提供。制度のすき間を埋めてきた。
20人ほどで始まった同会は現在、ヘルパーなど約60人のスタッフを抱え、120人以上が利用している。主婦らの草の根運動で始まった活動は、介護保険制度事業を実施するまでに発展した。
事業拡大を可能にした福祉ニーズの高まりは、それだけ高齢化が進んだ証拠でもある。その一方で、森長さんは「ニュータウンにはお年寄りが自由に集まり交流できる場所が少ない」と懸念する。
外に出る機会が少なければ引きこもりがちになり、体力低下や思考力低下を招く。街が高齢化してきた今、高齢者が積極的に外出することで健康に暮らし、介護予防につなげていくことが大切だと森長さんは考える。
少しでも高齢者に集う機会を持ってもらおうと、同会は春日井市高蔵寺町北のデイサービス施設で「ふれあい事業」を実施。そば打ち体験や布草履作り、パソコン教室などを開いて交流の場を提供している。
「『あそこに行けば、知り合いの誰かに会える』という安心できる居場所が、お年寄りに必要になっている」と話す森長さん。高齢者が引きこもらずに元気に暮らせる街づくりに向け「誰もが気軽に集える交流サロンを、いつか開きたい」と夢を膨らませている。

 
この記事は、奥様ジャーナルの許諾を得て転載しています
奥様ジャーナル 平成9年5月16日 金曜日 第1291号
ワーカーズかすがい新聞に掲載
 
地域福祉の実現めざし・・・
高蔵寺ニュータウンでもワーカーズ旗揚げ
本紙3月21号でお知らせしたように女性たちが自分流の仕事を創造する動きが起きています。春日井市高蔵寺ニュータウンの主婦たちも地域で自立して仕事を援助し合う「ワーカーズ・コレクティブかすがい」を組織しようと説明会を行い、来月4日に設立総会を開こうと活動中です。これからの主婦のライフスタイルの一つとして注目される彼女たちの動きを追ってみました。

呼びかけたのは、飯田和子さん(50)森長節子さん(46)田部井登志子さん(42)渡辺恵さん(41)の四人。飯田さんと森長さんは、昨年秋から友人の田部井さん、渡辺さんを誘い、「年齢的にも何かやり始めるのは今よ。できたらワーカーズでやりたいわ」と話し合いをしました。
ワーカーズとは、資金や労力、知恵を持ち寄って事業を起こし、民主的に運営。事業は、自分たちの地域に根ざして暮らしの場を豊かにし、街づくりをすすめる協同組合組織方式。四人は、ワーカーズに関する本をいろいろと読み、影の労働(シャドーワーク)といわれた家事、育児、介護、看病などを「仕事」として社会化し、地域福祉の実現をめざす「自立援助サービス」をしようと決心しました。
ちょうど東京都田無市で24時間365日の在宅ケアの活動をしている「サポートハウス年輪」の公開講座を聞いたこともきっかけとなりました。それから四人は、春日井市を中心に自立支援サービス、食事サービス事業、東京の助け合いワーカーズの本部や女性企業家セミナーに参加するなど、めまぐるしく動き回りました。ワーカーズを作ろうというなら、資金を出し合うのも条件の一つ。しかし、「無理をいって夫に百万円貸してほしいと頼んだら、捨てたつもりでやるといわれた」(森長さん)「夫から今まで十数年主婦業の代償として払おうといわれた」(渡辺さん)。田部井さんと飯田さんは、自分で働いたお金を出し、資金面ではそんなに苦労はなかったそうです。今は、みんなで二級ヘルパーの資格を取得しようとしています。
公的な機関でサービスを受けようと思えば、在宅で65歳以上の虚弱な一人暮らしか、寝たきりで家事ができない人などしか利用できません。ワーカーズかすがいでは「公的機関ではサービスが受けられない人や土、日、祝日など地域の人たちのいろいろな要望にこたえていきたいんです」と、みなの顔が輝きます。
ワーカーズとは違うものの、ボランティア団体で自主独立して組織運営をし、公益法人の取得をめざす常滑市の地域たすけあい「ゆいの会」(松下典子代表)を訪ねました。同会は、平成3年に発足。現在、スタッフ9人、会員は242人。在宅サービス(在宅要援助者の生活、子育てに関する相談、家事援助、送迎サービス)、障がい者や高齢者などだれでもやさしく自由に織れるさをり織りの指導、地域のボランティア、公開学習会など幅広く活動しています。
「困っている人々の現実があれば支えていこう、という思いでここまできました。主婦であるメンバーが働く訓練をしたり自己実現をするだけでなく、これからのリーダーは、経営能力や人の動かし方を学び、社会に影響を与える位でないとだめですね」と松下さん。
5月6日から4日間にわたって開かれた説明会には、春日井市内や名古屋市、多治見市などから36人が参加。一口5万円、二口以上五口以内の出資をしたい、と言う人は18人にもなりました。本格的なワーカーズの組織は、名古屋市近郊ではまだ未成熟。これからどう仕事を探していくかなど問題は山積していますが、6月4日の設立総会に向け、4人は全速力で疾走中です。「みなさんとワーカーズや介護保険の学習会を開き、8月には映画『住民が選択した町の福祉』を東部市民センターで上映します。金もうけでない、施しでもお仕着せでもない仕事をしたい。したたかに、しなやかに、しぶとく」と4人。女性たちの新しい未来を切り開く活動として注目されています。